大京グループのマンションディベロッパーである扶桑レクセル(株)は8日、同社の「ユニバーサルデザイン」を基幹とした商品企画の確立と普及の取り組みが「平成20年度(社)日本不動産学会(第15回)業績賞」を受賞したと発表した。大京グループとしては4度目の受賞。
同賞は、新機軸を打ち出した不動産事業やそれにかかわる制度の創設など、幅広い対象の中から優秀な業績を表彰するもの。
同社では、バリアフリー対応住宅のストックが少ない等の日本の住宅事情を改善するため、2005年5月より「ユニバーサルデザイン(UD)」の思想を取り入れた商品作りとその普及を推進。すべての人々が快適に暮らすことが可能という視点からつくられた商品づくりや、企画段階から独自のUD基準を確立したこと、UD化マンションの供給実績が業界だけでなくデザイン関連団体からも高い評価を受けたことなどが受賞に至った理由、としている。