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資産運用会社を譲渡、JREIT運用から撤退/クリード

 (株)クリードは9日、クリード・オフィス投資法人(COI)の資産運用会社であるクリード・リート・アドバイザーズ(株)の全株式を、日本株式への投資に特化した投資信託運用を手がける、いちごアセットグループに譲渡すると発表した。譲渡価格は、未公開。

 経営資源の選択と集中の一環として行なうもの。いちごアセットグループは、COIの発行済投資口の約20%を保有しており、同グループが資産運用会社の株式を保有することで、COIの中長期的な運営体制の強化が図れると判断したもの。

 クリードは、クリード・リート・アドバイザーズの全株式の80%を保有しているが、伊藤忠商事(株)、中央三井信託銀行(株)等の保有する残り20%についてもいったん取得し、全株式をいちごアセットグループに売却。売却予定日は、12月12日。また、COIは、クリードグループや伊藤忠商事等と締結している不動産情報等の提供に関する契約を解約。新たに、いちごアセットグループとのスポンサーサポート契約、情報提供契約を締結する予定。

 なお、クリード・リート・アドバイザーズは22日、株式売却と同時にジャパン・オフィス・アドバイザーズ(株)に商号変更。本社を東京都千代田区から同渋谷区へ移転する。


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