(株)不動産経済研究所は15日、2008年11月度の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の新規発売戸数は3,293戸(前年同月比▲14.9%)と大幅な減少となった。販売価格は、1戸当たり5,018万円(同7.1%増)。1平方メートル当たり単価は、68万円(同6.9%増)といずれも上昇している。
月間契約率は63.2%(同▲0.8ポイント)と3ヵ月連続で60%台を維持した。しかし、販売在庫数は1万1,085戸(前月末比243戸増)と増加し、ついに1万1,000戸を突破した。
即日完売物件は、「ステーションスイート」2.3期(川崎市幸区、55戸、平均5,607万円、平均1倍、最高1倍)など5物件・85戸。超高層物件(20階以上)は16物件・625戸が供給されたが、契約率は63.4%と低調だった。
なお、12月の発売戸数は5,000戸前後となる見込み。