プロロジスは23日、中国での事業と日本の一部の物流施設の持ち分をシンガポール政府投資公社の不動産投資会社であるGICエステート(GIC RE)に1,170億円(13億米ドル[1米ドル=90円で換算])で売却する契約を締結したと発表した。
厳しい経済状況のなか、同社は、先月に負債を減らし開発パイプラインのリスクを軽減するとともに、会社組織を適正な大きさにする方針を発表。今回の契約もその一環としてバランスシートを強化するためのもの。
今後GIC REが所有する施設についても、従来どおり引き続き同社が施設の管理・運営の一部を請負う予定。
今回の取引により、同社が日本で所有・運営・開発中の物流施設の延床面積は約170万平方メートルとなった。