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各セグメントとも順調に推移、増収増益を達成/東日本ハウス08年10月期決算

 東日本ハウス(株)はこのたび、2008年10月期決算を発表した。

 08年10月期の連結経営成績(07年11月1日~08年10月31日)は、売上高664億1,600万円(前年比0.6%増)、営業利益43億9,300万円(同28.6%増)、経常利益33億7,800万円(同55.1%増)、当期純利益26億9,700万円(前期は▲9,800万円)。

 住宅事業では、創立40周年記念として2つの新商品を発売、受注拡大に注力したほか、収益面においては、工期短縮・原価低減に取り組み、また経費節減による経営効率向上を図り、業績改善、企業体質強化に努めた。これらの結果、売上高581億4,100万円(同0.9%増)、営業利益46億8,500万円(同21.4%増)となった。
 ホテル事業では、積極的な営業展開を推進するとともに、収益面では原価や諸経費の見直しによるコスト削減などを実行した結果、売上高82億円(同▲1.1%)、営業利益4億1,800万円(同68.5%増)を計上。

 また、グループ事業再建処理策の一環として、持分法適用関連会社である(株)東日本ウッドワークス中部の全株式を取得、連結子会社としたほか、連結子会社の東日本ハウスサービス(株)が行なっている戸建住宅のアフターメンテナンス事業を継承するとともに、同社の解散などを実施。増収増益に寄与した。

 次期は、売上高620億4,000万円、営業利益44億5,000万円、経常利益35億9,000万円、当期純利益29億1,000万円を見込む。


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