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不動産市況混乱の影響受け、最終赤字に/ランド09年第3四半期決算

 (株)ランドは6日、2009年2月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年3月1日~11月30日)の売上高は405億4,300万円(前年同期比▲0.3%)、営業利益は6億2,000万円(同▲91.3%)、経常利益は▲7億3,500万円、純利益は▲8億1,700万円となった。

 不動産市場が混乱するなか、最善と思われる出口戦略および販売計画を立案、実行。また、100%子会社である(株)ランドネクサスを通じたシニア住宅事業では、開設済みの施設における入居率がおおむね満室で推移するなど、不動産販売事業に続く新たな事業とすべく注力したが、期初の予想には至らず最終赤字となった。

 通期予想については、現在の不動産市況や棚卸し資産の評価に関する会計基準の早期適用等も含め見直しを行なっており、数値が判明次第公表するとしている。


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