不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2008年12月の首都圏賃貸市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、居住用が2万6,679件(前年同月比▲9.4%)で、前年同月比31ヵ月連続の減少。事業用は2,808件(同4.5%増)で、再びプラスに。
居住用物件の成約数は6,513件(同▲5.1%)で、11ヵ月連続の減少。エリア別では、東京23区2,540件(同▲13.6%)、東京都下447件(同3.2増%)、神奈川県2,515件(同3.6%増)、埼玉県638件(同2.2%増)、千葉県373件(同▲14.6%)。神奈川県は2ヵ月連続の増加となった。
1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,650円(同▲1.9%)で5ヵ月連続のマイナス。アパートが2,130円(同1.4%増)で、5ヵ月ぶりにプラスとなった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが9万7,300円(同▲2.0%)と再び下落、アパートは、6万5,200円(同1.9%増)と7ヵ月ぶりにプラスとなった。