(財)東日本不動産流通機構は26日、2008年10~12月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は6,424件(前年同期比▲9.9%)となり、4期ぶりに前年同期を下回った。都県・地域別にみると、東京都が2,937件(同▲8.3%)、埼玉県806件(同▲12.8%)、千葉県893件(同▲17.0%)、神奈川県1,788件(同▲7.3%)だった。
成約単価は、1平方メートル平均で38万6,600円(前年同期比▲3.7%)で、2期連続で前年同期を下回った。都県別では、東京都50万9,300円(同▲6.1%)、埼玉県24万2,400円(同▲1.6%)、千葉県24万1,200円(同▲0.1%)、神奈川県35万100円(同▲3.2%)となった。
成約物件価格は、2,515万円(同▲3.1%)で、前年同期比では22期ぶりのマイナス。成約物件の平均専有面積は、65.05平方メートル(同0.6%増)と拡大傾向となった。
なお、成約物件の平均築年数は16.86年で、古い物件にシフトしている。