不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2008年12月の首都圏の市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、新築戸建てが9,210件(前年同月比▲9.6%)、中古戸建ては900件(同▲3.1%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは1,402件(同▲16.7%)と、6ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建てが1,600件(同0.6%増)と再びプラスに転じた一方、中古戸建ては292件(同▲10.2%)と5ヵ月連続のマイナス、中古マンションは488件(同▲9.0%)と、5ヵ月連続のマイナスとなった。
中古マンションの所在地別成約件数は、東京都182件(同▲25.7%)、神奈川県173件(同3.0%増)、埼玉県80件(同17.6%増)、千葉県53件(同▲3.6%)。
平均成約価格は、新築戸建てが1戸当たり3,557万円(同▲4.7%)と前年同月比4ヵ月連続のマイナスに。中古戸建ては同2,705万円(同▲12.4%)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは、1平方メートル当たり33万3,600円(同▲11.2%)と前年同月比2ヵ月連続のマイナス、1戸当たりでも2,122万円(同▲8.4%)と4ヵ月ぶりにマイナスとなった。