不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

旅館事業等の営業損失により、減収減益/エフ・ジェー・ネクスト09年3月期第3四半期決算

 (株)エフ・ジェー・ネクストは4日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高166億9,400万円(前年同期比▲29.6%)、営業利益2億9,600万円(同▲91.5%)、経常利益1億3,400万円(同▲96.1%)、四半期純利益▲4億3,700万円(前年同期20億4,500万円)。

 不動産販売事業は、自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション280戸を販売した結果、ワンルームマンション売上高105億800万円(530戸)、ファミリーマンション売上高21億9,700万円(68戸)、その他収入25億6,300万円となり、合計売上高は152億7,000万円となった。
 しかし、人件費・広告費等の経費削減を推進したものの、販売環境の悪化による売上高の減少および原価率上昇に伴う売上総利益の低下を吸収できず、7,500万円の営業損失となった。
 不動産賃貸・建物管理事業は、賃貸物件・管理物件の増加により、売上高9億6,500万円、営業利益は4億5,900万円となった。
 その他事業は、売上高4億5,800万円を計上したが、建築請負事業の低迷、および08年7月開業の旅館事業における先行費用発生等により、1億900万円の営業損失となった。

 通期は、売上高266億2,000万円、営業利益12億4,000万円、経常利益10億5,000万円、当期純利益1億4,000万円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら