国土交通省は6日、「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」について、平成21年度第1回目となる提案の募集を開始した。
同事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にあるなか、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募、予算の範囲内において設備費等の一部を補助するもの。なお、同事業は平成21年度予算成立が事業実施の条件となる。
募集する対象事業の種類は、(1)住宅および住宅以外のオフィスビル等の建築物(以下「住宅・建築物」)等の新築(従来の部門に加え、戸建特定部門を新設)、(2)既存の住宅・建築物の改修、(3)省CO2のマネジメントシステムの整備、(4)省CO2に関する技術の検証の4種。
応募提案については、(独)建築研究所が、学識経験者からなる住宅・建築物省CO2推進モデル事業評価委員会による評価をもとに、評価結果を国土交通省に報告。これをもとに、モデル事業の採択を決定する。
応募期間は、全般(戸建特定部門除く)が2月6日~3月16日(消印有効)、戸建特定部門が2月6日~3月31日(必着)。
応募書類の入手・問合せについては、(独)建築研究所・住宅・建築物省CO2推進モデル事業評価室(http://www.kenken.go.jp/shouco2/)まで。