森ビル(株)は5日、同社オフィルビルのテナント退去時に発生する使用済みタイルカーペットを再資源化するシステムを確立したと発表した。
タイルカーペットはこれまで埋立処理されてきたが、最先端のリサイクル技術を持つ企業との協業により再資源化、再びタイルカーペットを製造するという体制を整備。併せて同社のオフィスビルで使用するタイルカーペットについては、「エコマーク認定」カーペットの標準採用をスタートする。
これにより、業界で初めて、タイルカーペットの100%リサイクルシステムを実現する。年間約6万平方メートルのタイルカーペットの埋立廃棄物と、年間42tのCO2削減も実現できるという(森ビル試算)。