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マンション事業の低調で減収減益/日神不動産09年3月期第3四半期決算

 日神不動産(株)は6日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)の連結売上高は198億3,600万円(前年同期:214億9,600万円)、営業利益は▲42億3,600万円(同3億8,800万円)、経常利益は▲43億9,500万円(同2億3,800万円)、四半期純利益は▲58億2,400万円(同▲5,500万円)となった。

 不動産事業では、不動産管理業や賃貸仲介業が好調となるも、主力である分譲マンション販売については、個人の購入意欲の低下などから販売が低迷。在庫物件の圧縮を目的とした一部物件の値下げ販売を行なった結果、当期で棚卸資産の評価損20億9,600万円を原価算入。評価損の計上額が31億9,700万円となった。
 また、前期までに評価損11億100万円および特別損失9億9,400万円計上しており、減収減益となった。

 通期は、売上高306億円、営業利益▲38億8,000万円、経常利益▲40億円、当期純利益▲55億円を見込んでいる。


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