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原価低減等が奏功し増収増益に/日本社宅サービス09年6月期第2四半期決算

 日本社宅サービス(株)は10日、2009年6月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年7月1日~12月31日)の連結売上高は32億4,400万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は3億300万円(同46.0%増)、経常利益は3億100万円(同46.6%増)、当期純利益は1億7,000万円(同46.1%増)。

 主力の社宅管理事務代行事業は、既存受託収入の業務委託料売上げが前年同期に比べて増加、その他の収入もおおむね順調に推移した結果、売上高14億6,700万円(同23.0%増)を計上した。営業利益は、利益貢献度の高い業務が一部集中したこと、外注費等の費用発生の一部を下期に先送りしたこと、施設の増床費用の発生がなかったことなどから、2億4,300万円(同22.1%増)となった。

 施設総合管理事業は、一部法人顧客からの解約や、修繕工事の一部時期ずれなどが生じ、売上高は前年同期をやや下回る18億4,600万円(同▲0.8%)。営業利益は、販売費および一般管理費の一部が下期に繰り越されたほか、間接業務の効率化などによる原価低減に努めたことで、3,300万円(同337.5%増)と大幅増となった。
 
 通期については、連結売上高68億1,000万円、営業利益4億3,200万円、経常利益4億5,000万円、当期純利益2億7,300万円を見込む。


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