明和地所(株)は10日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~12月31日)の連結売上高は280億4,600万円(前年同期比▲0.7%)、営業利益は19億8,400万円(同▲44.2%)、経常利益は13億8,000万円(同▲48.5%)、当期純利益は4億4,800万円(同▲72.2%)。
当期は、マンション販売に注力する一方で、他社開発残戸の買取再販事業に着手。景気悪化のマイナス影響を最小限とすべく企業努力を重ねたものの、オフィスビルの一棟売却先である不動産会社の破綻が生じ解約が発生、売上計画は未達となった。
主力の不動産販売事業は、分譲マンション413戸、オフィスビル1棟等を販売し、売上高は235億7,900万円(同▲0.3%)、営業利益は16億8,500万円(同▲51.7%)。
不動産賃貸事業については、売上高14億3,900万円(同▲0.2%)、営業利益6億8,600万円(同13.6%増)を計上した。
その他事業は、不動産管理事業、住設企画販売事業を主体に、売上高は30億2,700万円(同▲3.7%)、営業利益は2億3,400万円(同41.1%増)となった。
通期については、連結売上高511億円、営業利益49億円、経常利益39億円、当期純利益22億円を見込む。