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首都圏中古マンション成約件数、4ヵ月連続の減少/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける1月の市況動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,056件(前年同月比▲2.1%)と、4ヵ月連続で減少した。都県別では、東京都939件(同▲0.1%)、埼玉県291件(同13.7%増)、千葉県292件(同▲8.5%)、神奈川県534件(同▲8.7%)と、埼玉県以外は減少している。

 成約単価は、1平方メートル平均で37万8,300円(同▲8.1%)となり、成約件数同様、4ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都48万6,000円(同 ▲13.1%)、埼玉県25万2,700円(同▲4.8%)、千葉県24万1,400円(同▲0.4%)、神奈川県35万3,600円(同▲2.2%)と、東京都が2ケタ下落となった。成約平均価格は2,480万円(同▲7.1%)、成約平均専有面積は65.58平方メートル(同1.2%増)だった。

 一方、首都圏中古戸建の成約件数は633件(同1.1%増)と、4ヵ月ぶりに増加した。成約平均価格は2,985万円(同▲6.6%)で、11ヵ月連続の下落。


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