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1口当たり分配金は1万5,514円に/ADR08年12月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は13日、2008年12月決算を発表した。

 当期(08年7月1日~12月31日)の営業収益は28億4,500万円(前期比6.4%増)、営業利益は16億200万円(同8.2%増)、経常利益は11億8,000万円(同10.1%増)、当期純利益は11億7,900万円(同10.1%増)、1口当たり分配金は1万5,514円(同10.1%増)となった。

 当期は新規物件を取得せず、前期に取得した9物件の通期稼動、ポートフォリオ全体の稼働率向上のほか、消費税法の規定による消費税の還付収入1億2,200万円の計上等により増収増益増配となった。
 苦戦していた地方エリアのパス・スルー型物件のリーシングに注力したことや、前期に新規取得した物件をリースアップさせた結果、期中平均稼働率は97.0%(同0.6ポイントアップ)と向上した。

 次期(09年1月1日~6月30日)については、営業収益28億6,300万円(同0.6%増)、営業利益15億5,400万円(同▲3.0%)、経常利益10億1,100万円(同▲14.3%)、当期純利益10億1,000万円(同▲14.3%)、1口当たり分配金1万3,300円を見込んでいる。


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