不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

賃料増額改定などにより増収増益/IIF08年12月期決算

 産業ファンド投資法人(IIF)は17日、2008年12月期決算を発表した。
 
 当期(08年7月1日~12月31日)の営業収益は32億6,100万円(前期比14.4%増)、営業利益は15億6,100万円(同15.6%増)、経常利益は9億5,900万円(同0.5%増)、純利益は9億5,800万円(同0.5%増)、1口当たりの分配金は1万2,132円となった。

 前期に取得した「IIF羽田空港メインテナンスセンター」の賃料が6ヵ月間寄与したことに加え、「IIF越谷ロジスティクスセンター」の賃料増額改定を行なったことから、増収増益となった。
 当期末時点での保有資産は物流施設8物件、インフラ施設2物件、取得合計価格合計は1,071億1,000万円。総賃貸可能面積は28万149.74平方メートル、平均稼動率は99.9%となっている。

 次期については営業収益31億4,400万円、営業利益15億800万円、経常利益7億3,600万円、純利益は7億3,500万円、1口当たりの分配金は9,303円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら