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売上高、6割減の354億9,200万円に/日本エスコン08年12月期決算

 (株)日本エスコンは20日、2008年12月期決算を発表した。

 当期(08年1月1日~12月31日)の連結業績は、売上高354億9,200万円(前年度比▲60.4%)、営業利益9億4,100万円(同▲90.7%)、経常利益▲15億3,500万円(前年同期:75億9,800万円)、当期純利益▲108億9,500万円(同44億7,300万円)。

 分譲事業は、新規15プロジェクト、完工引渡戸数889戸の売上計上となったが、販売期間の長期化および販売促進費等のコスト増により、売上高299億2,900万円(前年度比18.3%増)、営業利益2億4,500万円(同▲91.4%)に。
 不動産企画販売事業は、大型案件の売上はなかったものの、関西圏を中心にディベロップメントビジネスのノウハウを生かした事業企画販売に付随して発生する売上を計上した結果、売上高3,000万円(同▲99.5%)、営業利益100万円(同▲99.9%)となった。
 不動産関連業務受託事業は、小型のコンサルティング業務が中心だったものの、業務受託案件が増加した結果、セグメント売上高1億3,000万円(同196.3%増)、営業利益6,000万円(同57.2%増)であった。
 アセット開発事業は、物件売却案件が大幅に減少し、神奈川県川崎市におけるアセット開発案件の1件のみに。しかし、稼働中の保有物件および新たに加わった収益物件の賃料収入等については順調に推移し、売上高48億4,800万円(同▲91.6%)、営業利益11億5,900万円(同▲84.0%)となった。

 09年12月期(09年1月1日~12月31日)の連結業績は、売上高430億円、営業利益32億円、経常利益8億円、当期純利益8億円を見込んでいる。


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