国土交通省は、10月に本格施行を迎える住宅瑕疵担保履行法について、国の補助事業として、保険法人に対し、対象期間中の住宅瑕疵担保責任保険加入に係る手数料を割り引く社会実験を行なう。
同実験では、保険加入者へのアンケートを実施し、申込みに関する苦情や問題点の検証を行なうほか、保険制度についての消費者PRを同時に行ない、消費者への集中的な普及啓発を図っていく。
なおPRの一環として、(社)住宅瑕疵担保責任保険協会がロゴマークを作成。事業者・消費者向けのパンフレット等、各保険法人の保険商品、保険を付した住宅の広告等に記載する。
実施内容の詳細は以下のとおり。
■実施期間:3月9日(月)~23日(月)
■対象住宅:期間内に保険の申込みを行なった物件
■対象戸数:3万戸(期間内であっても戸数に達し次第終了)
■補助対象:保険料のうち、現場検査手数料、事務手数料等に相当する部分(純保険料相当分を除く。割引後の保険料は半額となる)