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販売価格・収益性の低下などにより減収減益/ファースト住建09年10月期第1四半期決算

 ファースト住建(株)は6日、2009年10月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2008年11月1日~09年1月31日)の売上高は76億7,700万円(前年同期比▲2.8%)、営業利益▲4,000万円(前年同期:4億2,400万円)、経常利益▲5,900万円(同3億9,800万円)、当期純利益▲4,800万円(同2億3,100万円)となった。

 戸建分譲事業は、販売棟数が316棟(前年同期比8.2%増)、たな卸資産は136億4,500万円(▲前事業年度末比7.1%)となったものの、市場の冷え込みが厳しいことから、販売価格と収益性が低下しており、売上高は前年同期を下回った。
 収益性の回復については、たな卸資産回転率の向上のほか、建築コストの低減に取り組んでいるが、取り組みの成果が当期の業績に影響を与えるまでには至らず、前年同期累計期間における利益率を下回る状況となった。
 
 通期見通しについては売上高330億円、営業利益7億5,000万円、経常利益6億2,000万円、純利益2億円を見込んでいる。


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