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流動化事業を大幅縮小、経営改善計画を策定/明豊エンタープライズ

 (株)明豊エンタープライズは12日、経営改善計画を策定、発表した。不動産市況の急変に伴い、子会社のたな卸資産評価損約27億円を2009年7月期に計上、同期決算において最終損失約20億円となる見込みから、企業体質のスリム化を図ることを目的にした経営体制を確立する。

 海外事業ならびに子会社で展開してきた不動産流動化事業を大幅に縮小。同社主力商品である外断熱マンションを中心とした住宅系不動産を主力とするビジネスモデルへ再構築を図る。

 また、事業内容の見直しにより、資産圧縮、有利子負債削減など財務体質を改善。役員報酬の減額、人員削減、子会社支店・本店・支社事務所の縮小などにより、経営の効率化と経費削減を図る。


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