（株）コスモスイニシアは、（株）新日鉄都市開発と共同開発する「ザ・晴海レジデンス」（東京都中央区）の販売センターおよびモデルルームで、三菱UFJリース（株）（東京都千代田区、社長・小幡尚孝氏）の提供する「オフセットパートナーサービス」を利用したカーボンオフセットを行なうと発表した。不動産業界で初の試み。
カーボンオフセットとは、省エネなどの努力をしたうえでも、削減が困難な部分のCO2排出量を、ほかの場所での排出量削減で作られた排出権を購入することにより相殺（オフセット）すること。
今回は、販売活動中に発生する電気使用量をCO2排出量に換算し、カーボンオフセットを行なう。実施にあたっては、三菱UFJリースが提供する排出権取引によるカーボンオフセット受託サービス「オフセットパートナーサービス」を利用、排出権取得から管理・償却に至る一連のオフセット手続きを三菱UFJリースが担当する。
同社では、これからもいっそうの環境対策を進めていくとともに、住宅供給を通じ、各家庭における環境意識の啓蒙も図っていく考え。