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20歳代の32%は「住宅の状態が良好であれば新築・中古にはこだわらない」/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構はこのほど、「平成20年度住宅の住まい方に関する意識調査」結果を発表した。

 同調査は全国の20歳以上を対象に2009年1月15~19日、今後の住宅の建築・購入計画、住宅取得時に利用する住宅ローン、住宅の長寿命化に対する意識などについて、インターネットでアンケート調査を実施したもの。有効回答数は2,593件。

 住宅の建築または購入計画について、20歳代の14.4%が「具体的な計画がある」、34.8%が「具体的ではないが計画がある」と回答、約半数が計画を持っていることが明らかになった。

 また、新築住宅に対するこだわりについて、30歳代では、「どうしても新築の持ち家を取得したい」が30.1%、「できれば新築の持家を取得したい」が34.1%と、約6割が新築住宅を希望しているのに対し、20歳代では、32.0%が「住宅の状態が良好であれば、新築、中古にはこだわらない」と回答した。

 なお、長期優良住宅のコストアップの許容度に関して、ある程度費用の追加が必要であっても、長持ちする等の経済効果があれば、20%程度までコストアップは許容できるとの回答が6割を超えた。

 同調査の詳細は同機構ホームページを参照のこと。


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