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定期借家の平均契約期間は2.8年/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は18日、2008年の首都圏の居住用賃貸登録物件における定期借家物件の登録状況をまとめた。

 登録された定期借家物件数は、前年度比13.2%減の2万1,307件と、03年の調査開始以来、初の減少となった。
 なお、登録物件に占める定期借家物件の割合は4.2%と前年と同じ。

 登録件数のうち、定期借家の割合がもっとも高いのは一戸建てで、26%が定期借家。なお、一戸建ての定期借家の割合は05年の18.7%、06年の22.0%、07年の23.9%と年々割合が上昇していることが明らかになった。
 また、マンションは4.1%、アパートが2.3%が定期借家となっている。

 定期借家物件の平均賃料は15万700円と普通借家の平均賃料9.09万円と大きく乖離。
 住宅種目別に見ると、マンションが17万3,100円(普通借家賃料10万4,800円)、アパートが6万1,400円(同6万1,300円)、一戸建てが16万2,500円(同15万700円)となった。
 
 なお、08年に登録された定期借家物件の平均像は、面積63.30平方メートル(前年比1.5%増)、契約期間2.8年(同0.2年短縮)、賃料15万700円(同5.6%増)となった。


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