(財)日本地域開発センターは19日、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2008」表彰式を開催した。
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック」は、省エネルギーの観点からオール電化住宅のトップランナーを表彰し、省エネルギー住宅のいっそうの発展、普及等を促していく目的で創設されたもので、今回は第2回目の表彰式となる。
選考対象は、08年1月1日~12月31日に竣工実績を持つ住宅シリーズ等で、08年10月に公募が行なわれた。「外皮・設備の省エネルギー性能値」、「トータルな省エネルギー性能向上のための工夫と先進性(数値で表現できない取組み等)」、「他の性能と省エネルギー性能とのバランス・連携」、「応募した省エネ住宅の普及に関わる取組み」の4点で審査が行なわれ、(株)サンワホームの「無暖房住宅ハイパーエコシリーズ0.7、0.9」と、パナホーム(株)の「エルソナーラ」の2社が、大賞を受賞。特別賞8社、優秀賞の12社も併せて表彰された。
表彰式の冒頭、同財団会長でハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック審査員会委員長の伊藤 滋氏(早稲田大学特命教授)は、「地球温暖化の防止や日本の都市の質を上げるためにも、この表彰を役立てていければと思う。これからも省エネルギー住宅の普及を促進させていきたい」などと述べた。