不動産総合サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける2月の売物件の首都圏市場動向を発表した。
同月の物件登録数は新築戸建てが1万356件(前年同月比▲17.9%)となり、前年同月比で5ヵ月連続のマイナス。中古戸建ても1,252件(同▲21.6%)で同じく前年同月比5ヵ月連続のマイナスに。中古マンションは1,656件(同▲37.0%)と、前年同月比8ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建てが2,426件(同3.1%増)で再びプラスとなったが、中古戸建ては288件(同▲22.8%)となり、前年同月比7ヵ月連続のマイナスとなった。また、中古マンションの成約数は575件(同▲13.7%)と前年同月比7ヵ月連続のマイナス。
なお中古マンションの所在地別成約件数は、東京都227件(同▲27.0%)、神奈川県206件(同▲1.4%)、埼玉県96件(同▲5.0%)、千葉県46件(同2.2%増)。
平均成約価格は新築戸建てが、1戸当たり3,442万円(同▲6.1%)と前年同月比6ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては同2,592万円(同▲11.2%)と前年同月比は再びのマイナスとなった。中古マンションは、1平方メートル当たり31万9,400円(同▲16.0%)と前年同月比4ヵ月連続のマイナス。1戸当たりでも1,968万円(同▲15.7%)と前年同月比3ヵ月連続のマイナスとなった。