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「昇降式移動足場」を採用した高層マンションの大規模修繕工事に着手/長谷工コーポ

「オークプリオタワー」大規模修繕工事風景

 (株)長谷工コミュニティは31日、「ザ・ウィンベルグラン町田」(神奈川県相模原市)と「オークプリオタワー」(大阪市港区)の2棟の超高層マンションで大規模修繕工事に着手したと発表した。

 「ザ・ウィンベルグラン町田」は、1997年4月竣工、地上20階建て、総戸数243戸、「オークプリオタワー」は1993年4月竣工、地上50階建て、総戸数353戸。大規模修繕工事としてはこれまでの最高層(「オークプリオタワー」、地上約167メートル)となる。

 修繕に際して、首都圏・関東圏初の本体(作業台)が2本の垂直マスト沿いに昇降する「昇降式移動足場」を採用。建物全体を養生シートで覆う必要がないため、眺望や日照といった生活環境の維持が可能で、風の影響を受けにくく外壁の形状に合わせた足場の設置ができることから、作業生産性が高いなどの特徴がある。

 今回の2物件を皮切りに、これまでの低層、中高層マンションに加え超高層マンションの大規模修繕工事の受注営業を促進していく、としている。


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