(株)東京カンテイは3月31日、2009年2月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
中古マンション価格天気図とは、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例の価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で示したもの。
価格について、「晴れ」が「上昇傾向にある」、「薄日」が「やや上昇傾向にある」、「曇り」が「足踏み傾向にある」、「小雨」が「やや下落傾向にある」、「雨」が「下落傾向にある」を表している。
2月の「晴れ」は、新潟、千葉、石川、広島、福岡、沖縄などの15府県。千葉県、新潟県などは、築年数が若返ったことなどにより価格が上昇、広島県、福岡県などにおいても、堅調な価格推移をみせている。
一方、「雨」は北海道、宮城、東京、大阪などの14都道府県。なかでも、北海道は5ヵ月連続で下落している。
なお、2月の全国平均70平方メートル換算価格は2,199万円と前月比▲0.9%、前年同月比▲9.5%といずれも5ヵ月連続でマイナスとなった。