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大容量PVで「ゼロエネ」実現できる新商品、24日から発売/ミサワホーム

「SMART STYLE - ZERO」外観

 ミサワホーム(株)は、木質系住宅「SMART STYLE」シリーズに、太陽光発電(PV)システムを搭載、環境に配慮した新商品「SMART STYLE - ZERO」を追加、4月24日から沖縄県を除く全国で発売すると発表した。

 同社は1998年にゼロエネルギー住宅「HYBRID Z」を発売するなど、かねてより環境配慮型の住宅研究に力を注いできたが、今回パフォーマンスに優れた企画住宅「SMART STYLE」シリーズに環境配慮住宅をラインナップしたもの。

 急勾配・大屋根デザインを採用し、南面屋根に最大7.48kWのPVの搭載を可能とした。また、南側の軒・袖壁を一体デザインとし、夏の日差しを遮り、かつ効率よく風を取り入れられるように工夫している。その他、家庭用燃料電池「エネファーム」併用可、LEDおよび蛍光灯使用による高効率照明やリサイクル材「Mウッド」「再生タイルカーペット」などの採用など、エコライフ実現に配慮した。

 ユーザーのエコに対する思い・ライフスタイルに応じるため、PVの発電能力別に「ゼロCO2・ゼロエネルギーモデル」(~7.48kW)、「ゼロコストモデル」(~6.73kW)「ECOモデル」(~2.99kW)の3つを用意。同社試算によると、「ゼロCO2~」では、年間の使用エネルギーより発電量のほうが約5万円多くなるという。

 代表取締役社長の竹中宣雄氏は、「地球温暖化への対応という社会的ニーズ、夏涼しく冬暖かいという快適な住まいに住みたいという生活者ニーズの両方を満足させるのが、住宅メーカーの役割。さらなる技術開発を進め、化石燃料・二酸化炭素を抑制しても快適に暮らせる『がまんしない生活』を遅れるよう、省エネ→創エネ→快(適)エネと提案していきたい」と語った。


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