和田興産(株)は9日、2009年2月期決算(非連結)を発表した。
09年2月期(08年3月1日~09年2月28日)の売上高は323億3,300万円(前期比9.4%増)、営業利益25億7,700万円(同▲35.9%)、経常利益15億4,800万円(同▲49.5%)、当期純利益1億1,800万円(同▲92.7%)。
不動産販売事業では、主力の分譲マンションが売上高245億4,400万円(同9.8%増)、その他戸建て住宅などが売上高51億4,900万円(同1.4%増)を計上するなど、全体的に堅調に推移した。賃貸その他事業では、主力の賃貸事業において新規投入物件の稼働が奏功し、賃料収入が20億2,700万円(同10.1%増)となったほか、その他事業でも6億1,300万円(105.7%増)を計上した。
しかし、棚卸資産評価損失として売上原価に6億2,400万円、特別損失に10億4,200万円を計上したことで、減益となった。
次期は、売上高320億円、営業利益11億円、経常利益3億円、当期純利益3億円を見込んでいる。