ミサワホーム（株）は17日より全国（沖縄県を除く）で、木質系3階建住宅「GENIUS まちの空」を発売する。
「GENIUS まちの空」は、制約の多い都市部狭小地においても顧客のニーズを満たせるよう、同社が培ってきた3階建てのノウハウである「用途提案」「空間提案」「快適デザイン提案」を盛り込んだもの。
“まちナカ・いえナカを楽しむ”をコンセプトに「明るく・広く・心地よく」暮らすための空間構成を提案する。
用途提案である「マルチエリア」では、ライフスタイルに合わせて自分らしい空間をデザインできる多彩な“間＝MA”を提案。可変性を生かし、カーライフを満喫できる「ガレージの“間”」や大人数でもゆったり暮らすことのできる「家族の“間”」などを提案する。
また、空間提案である「airy（エアリー）空間」として、快適な“まちナカ・いえナカ”を実現するため、風が自然に流れる吹き抜けや、空間を立体的につなぐことで開放感を演出する「スキップフロア」などを用意する。
そのほか、快適デザイン提案として、都市部でみられるさまざまな法的規制などクリアするため、北側斜線にしなやかに対応する「軒ゼロ設計」や「桁落とし屋根」、防犯やプライバシーに配慮した「地窓・高窓設置」、「目隠しルーバー」等を実現する。
プランバリエーションは、建物間口2間でもビルトインカーポートが設置できる狭小間口タイプや、1階を店舗やSOHO等のワークスペースとできるタイプなど、多彩な推奨22プランを用意。推奨プランをベースにプランニングする「システムフリー設計」を採用することで、再現性を高めていく。
価格はモデルプラン（38-3S-1、126.47平方メートル／省令準耐火、ベーシック仕様）で2,373万円（税込み）。年間600棟の販売をめざす。