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「平成20年度国土交通白書」を公表/国交省

 国土交通省は20日、「平成20年度国土交通白書」を公表した。

 平成20年度版では、厳しい経済情勢など暮らしを取り巻く環境に不安がみられる現状と課題を分析し、暮らしに関わるニーズを把握。そのうえで、国土交通行政の展開について今後の方向性と主要な施策を紹介している。

 具体的には、第1部の「序章」で、仮想の人物の声を借りて、暮らしにおける不安や不満、課題を垣間見ているほか、「第1章」では、生活する人の視点から、1)地域に住まう、2)社会で活動する、3)場所を移動する、の3つの局面で現状分析し、課題を抽出。
 「第2章」では、国土交通行政としての今後の取組みの方向性と主要な施策を、1)暮らしにおける安全・安心の確保、2)暮らしにおけるセーフティネット機能の充実、 3)日々の生活の心地良さ向上、4)多様なライフスタイルを支える基盤の形成、5)広域的・グローバルな展開への対応をサポート、の5つの視点で提示した。
 第2部では、国土交通行政の動向を政策分野ごとに報告している。

 同白書の詳細は、同省ホームページを参照のこと。


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