(株)東京カンテイは7日、2008年に分譲された首都圏の新築マンション価格の年収倍率を発表した。
首都圏の新築マンション価格の年収倍率は、新築マンション価格が反転下落したことで、前年比で0.05ポイント低下し、7.72倍となった。
東京都は同0.74ポイント低下の9.11倍と、上昇基調であった年収倍率が反転したが、依然として9倍台と高い水準。
埼玉県も同様の傾向で、同0.43ポイント低下の7.35倍となった。
神奈川県および千葉県では新築マンション価格が上昇したことから、神奈川県8.67倍(同0.57ポイント上昇)、千葉県5.64倍(同0.36ポイント上昇)となった。
年収倍率は、平均年収の下落によって、全国的に上昇傾向にあり、全国の6割強にあたる29都道府県で07年から上昇している。