住友不動産販売(株)は11日、2009年3月期決算を発表した。
当期(08年4月1日~09年3月31日)は、連結売上高505億4,400万円(前年同期比▲28.7%)、営業利益65億500万円(同▲65.4%)、経常利益68億1,300万円(同▲64.8%)、当期純利益35億7,000万円(同▲69.0%)となった。
主力の仲介業務は、予想以上に大きな市況悪化により、取扱件数2万7,822件(前期比▲6.5%)、取扱高8,212億900万円(同▲25.9%)にとどまり、営業収益400億3,200万円(同▲24.3%)、営業利益85億9,900円(同▲55.2%)となった。
なお、当期末現在の直営ネットワークは、首都圏141店舗、関西圏70店舗、その他32店舗の計243店舗。
受託販売業務は、販売期間の長期化に加えて、当期は大型物件の引渡しが前期に比べて大きく減少。取扱件数3,664件(同▲45.5%)、取扱高1,343億2,700万円(同▲51.2%)、営業収益39億8,700万円(同▲44.0%)、営業利益4,000万円(同▲96.7%)といずれも落ち込んだ。
次期は、連結売上高550億円、営業利益85億円、経常利益85億円、当期純利益49億円を予想している。