国土交通省は12日、2009年3月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は、5兆846億円(前年同月比▲19.3%)と、5ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は3兆8,298億円(同▲21.0%)、下請受注高は1兆2,549億円(同▲14.0%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆6,536億円(同18.1%増)となり、民間等からの受注高は2兆1,761億円(同▲36.8%)となった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は1兆5,898億円(同18.1%増)と3ヵ月ぶりの増加。このうち、「国の機関」からは9,245億円(同16.8%増)、「地方の機関」からは6,653億円(同19.8%増)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は5,987億円(同▲56.8%)となり、5ヵ月連続の減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は4,403億円(同▲4.2%)となり、先月の増加から再び減少した。