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主力の住宅事業、営業利益がほぼ半減/大和ハウス09年3月期決算

 大和ハウス工業(株)は13日、2009年3月期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~09年3月31日)の連結売上高は1兆6,909億5,600万円(前期比▲1.1%)、営業利益735億8,000万円(同▲17.4%)、退職給付数理差異償却損などの発生で経常利益は398億5,500万円(同▲35.0%)、当期純利益も41億7,000万円(同▲68.1%)と大きく減じた。

 主力の住宅事業が、国内景気の低迷やマンション市況の悪化を受け、売上高9,590億2,600万円(同▲4.5%)、営業利益285億3,300万円(同▲46.9%)と低迷。一方、商業建築事業が大規模複合施設の開発や医療介護施設の提案などで売上高5,451億4,100万円(同6.3%増)、営業利益661億8,100万円(同31.0%増)と伸長した。

 なお、次期については連結売上高1兆5,650億円、営業利益450億円、経常利益450億円、当期純利益210億円を見込む。


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