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保有不動産の評価損等で大幅減益に/アパマンショップHD09年9月期第2四半期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは14日、2008年9月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年10月1日~09年3月31日)の連結経営成績は、売上高278億8,800万円(前年同期277億8,900万円)、営業利益▲2億600万円(同20億4,300万円)、経常利益7,400万円(同▲20億3,200万円)、当期純利益▲4億6,700万円(同6億6,200万円)。

 斡旋事業では、テレビCMやキャンペーンの実施などを推進した結果、同社WEBサイトへの問合せ数は、前年同期比110.4%増となったが、売上高は38億8,300万円(前年同期比▲10.7%)、営業利益は3億6,000万円(前年同期▲4億800万円)と落ち込んだ。期末の賃貸斡旋加盟契約店舗数は、収益性改善を目的に一部店舗を統廃合したこともあり、915店舗(前年同期比▲20店、直営店含む)となった。

 プロパティ・マネジメント事業は、当期間末の管理戸数は7万1,861戸(同▲4,248戸)。直営店での契約数増加、賃貸斡旋FC業務の収益安定、財務体質改善の努力などにより、売上高165億8,400万円(同114.4%増)、営業利益3億7,300万円(前年同期1億1,900万円)となった。

 なお、通期は売上高600億円、営業利益6億円、経常利益6億円、当期純利益1億円を見込んでいる。


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