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戸建住宅商品で「長期優良住宅」仕様を標準化へ/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)は27日、国土交通省が実施する平成21年度第1回「長期優良住宅先導的モデル事業」において、応募した5つの提案がすべて採択されたと発表した。

 同社における長期優良住宅先導的モデル事業の採択は、昨年度に続いて2回目となるが、今回は、住宅の新築(戸建て)の自由課題部門の3つと、まちなみ・住環境部門、既存住宅等の改修の各1つが採択された。

 自由課題部門では、将来の用途変更に必要な措置をあらかじめ講じておくことで、収入型住宅への変更などを容易にし、居住形態の変化に柔軟に対応できるように企画した。
 まちなみ・住環境部門では、「“まち・住宅”情報の持続」、「“まち育て”プログラムの持続」および「周辺の既存団地との連携」に取り組んだまちづくりの提案をしている。
 既存住宅等の改修では、「劣化診断・改修」、「省エネ・微気候改修」、「履歴情報システムおよび流通促進など総合的・持続的なお客様サポート」を実施し、末永く維持していくための提案を行なっている。

 また、7月1日から契約する戸建住宅商品について、長期優良住宅の認定基準に適合する仕様を標準化することも併せて発表した。


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