総合地所(株)は1日、同社グループの賃貸管理会社、トータルハウジング(株)と、総合地所を存続会社とした合併を行なった。
これまで総合地所は、分譲住宅開発・販売と、子会社による管理、ファンド物件等のアセットマネジメントを手がけてきた。しかし、不動産業界を取り巻く環境が厳しさを増すなかで、総合不動産会社への転換をめざすために、賃貸マンションやファンド物件約2万戸のプロパティマネジメントを手がけるトータルハウジングと合併。今後は分譲・賃貸のシナジー効果を引き出しながら、経営合理化を進める。
また組織一本化にあたって、新たに大阪支店に賃貸営業本部を設置。関西圏での賃貸管理事業に進出する。
なお、合併に伴い、代表取締役兼副社長執行役員の富髙正信氏が社長に就任。前社長の松岡瑞樹氏は特別顧問に就任した。