伊藤忠都市開発(株)は1日、東京ガス(株)と共同で、家庭向け省エネルギー支援サービスを実施すると発表した。
6月下旬発売予定の「クレヴィア三郷中央」(埼玉県三郷市、総戸数84戸)の全戸を対象に3年間実施していく。
具体的には、エネルギー使用状況の「見える化」により排出量削減効果が5~15%あるといわれていることから、マンション全戸にエネルギー使用量・料金やCO2排出量を表示する給湯器リモコン「エネルックリモコン」を設置。
また、各戸のECOレポート作成に当たって、必要なデータの収集が入居者の負担にならないよう、エネルギーの使用量などをインターネット経由で自動収集。結果と省エネ行動のアドバイスを盛り込んだ「ECOレポート」を3ヵ月ごとに郵送することで、CO2排出量削減効果を促していく。
そのほか、各世帯の一人当たりの電気・ガス排出量やCO2削減量などを基に優秀住戸を表彰する「省エネコンテスト」を年3回開催する。
同社では今後、さらなるCO2削減をめざし、入居者の省エネ行動の誘発およびCO2削減への意識を高めるとともに、省エネ商品を積極的に導入した住宅を開発していく。