国土交通省は9日、2009年4月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は、2兆6,808億円(前年同月比▲13.1%)と、6ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は1兆7,861億円(同▲12.8%)、下請受注高は8,947億円(同▲13.7%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は4,277億円(同13.5%増)、民間等からの受注高は1兆3,584億円(同▲18.7%)となった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は3,927億円(同21.8%増)と2ヵ月連続の増加。このうち、「国の機関」からは2,270億円(同50.0%増)、「地方の機関」からは1,656億円(同▲3.2%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は2,736億円(同▲34.8%)となり、6ヵ月連続の減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は2,378億円(同▲8.4%)となり、2ヵ月連続で減少した。