ケネディクス不動産投資法人（KRI）は11日、2009年4月期決算、および09年10月期の運用状況の修正を発表した。
当期（08年11月1日～09年4月30日）の営業収益は82億400万円（前期比▲3.0％）、営業利益は34億6,300万円（同▲16.4％）、経常利益は24億3,500万円（同▲22.1％）、当期純利益は24億3,400万円（▲22.1％）、1口当たり分配金は1万2,171円。
当期は、東京経済圏のオフィスビル1物件（当初取得金額7億400万円）と地方経済圏のオフィスビル1物件（当初取得金額23億5,000万円)を譲渡。期末現在におけるポートフォリオは67物件（取得価格の総額2,189億9,900万円）となった。用途毎の割合（取得価格に基づく）は、オフィスビル88.5％、都市型商業施設5.6％、住宅5.8％。稼働率は95.7％。
なお、09年10月期の運用状況に関して「(仮称）栄4丁目事務所ビル」の取得予定価格等の変更および、固定賃料型のマスターリース条約条項の削除などの変更契約や、賃貸事業収益および賃貸事業費用の見直しにより、予想を修正。
09年5月1日～10月31日の業績予想を、営業収益78億9,800万円（前回発表比▲2.3％）、経常利益23億8,100万円（同 ▲7.0％）、当期純利益23億8,000万円（同▲7.0％）、1口あたり分配金1万1,900円（▲900円）とした。