(株)東京カンテイは25日、2009年5月の「三大都市圏・主要都市別 分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社に登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出。平方メートル単価に換算したもの。
首都圏・分譲マンション賃料は1平方メートル当たり2,628円(前月比0.2%増)と、2ヵ月連続で上昇した。賃料が2ヵ月連続で上昇するのは、08年11.12月以来。
都県別では、東京都が3,147円(同▲0.5%)、神奈川県2,086円(同0.2%増)、埼玉県1,570円(同▲0.6%)、千葉県1,530円(同▲0.6%)と、神奈川県だけが堅調な推移をみせている。
なお、神奈川県の賃料は08年9月に直近の底値である1,998円をつけて以降は2,000円台で堅調に推移している。
また、近畿圏は1,653円(同1.6%増)と4カ月ぶりに上昇。中部圏は1,638円(同▲0.6%)と、再び下落に転じた。