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首都圏マンション契約率70%台を回復、在庫も順調に減少/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は16日、2009年5月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 同月の新規発売戸数は3,538戸(前年同月比▲19.4%)と、大幅に減少した。1戸当たりの価格は4,548万円(同▲5.7%)、1平方メートル当たりの単価は63万8,000円(同▲0.2%)といずれも下落した。

 初月契約率は70.7%(同▲0.3ポイント)と、前月の64.7%から6.0ポイントアップし、70%台を回復した。即日完売物件は、「パークリュクス御茶ノ水3期4~6次」(東京都千代田区、4戸、平均3,288万円、平均1倍、最高1倍)など5物件・76戸。超高層物件(20階以上)は21物件・904戸で、契約率は 67.6%だった。

 また、販売在庫数は8,333(前月比▲458戸)とさらに減り、3ヵ月連続の8,000戸台となった。

 なお、6月の発売戸数は4,000戸前後となる見込み。


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