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六本木ヒルズのドライミスト噴霧、本日より開始/森ビル

六本木ヒルズでのドライミスト噴霧風景

 森ビル(株)は、2006年から導入している省エネルギー型外気冷却システム「ドライミスト」の自動制御運転を、本日より開始する。

 「ドライミスト」とは、超微細な水滴(ミスト)をノズルから噴霧、その水滴の気化熱により、冷涼感が得られる装置。消費電力がエアコンの約3分の1と環境負荷が軽いのが特徴で、05年の「愛知万博(愛・地球博)」で暑さ対策の一環として導入され、その後もヒートアイランド対策として注目されているもの。

 装置は66プラザの一部区画に設置する。噴霧面積は約180平方メートル。噴霧時間は8時30分~18時30分で、気温27.5度以上、湿度70%未満、風速4m/s未満、降雨なしの時に噴霧が開始される。


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