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「リフォームの新時代が到来」/住宅リフォーム推進協議会が総会

「リフォーム新時代が到来」とあいさつする(社)住宅リフォーム推進協議会会長巽 和夫氏

 (社)住宅リフォーム推進協議会は18日、「ルポール麹町」(東京都千代田区)にて、一般社団法人化初の総会を開催、2009年度事業計画・収支予算案などを承認・可決した。

 09年度は主に、総務、体制、技術委員会それぞれに設置する「中古流通活性化」「環境整備」「技術」ワーキンググループにおいて、「長期優良住宅に資する新しいリフォームのあり方」に関する調査研究を実施する。

 また、総務委員会で地域推進協議会と協力してリフォーム事業の活性化等を図るほか、体制整備委員会では「住宅リフォーム工事標準契約書式」を法改正に合わせ見直しする。統計整備委員会では会員団体の実施するリフォームに関する各種統計の収集、人材育成委員会では部位別リフォームの留意点のまとめ、技術委員会では構造補強や耐震改修、性能診断等住宅の長期維持に必要な基本的技術に着目した情報提供、廃棄物特別対策委員会では他の住宅団体と共同で廃棄処分場の見学会実施やリフォームに着目した冊子の作成等々を実施する予定。
 
 総会後、執り行なわれた懇親会の冒頭、同協議会会長の巽 和夫氏は「一般社団法人となり、大きな役目と責任を感じている。不況に見舞われているが、減税措置をはじめ国からの支援もいただき、勇気づけられている。6月4日に長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行となったが、まさにリフォームの新時代が到来したと言えるだろう。皆様のご支援をお願いします」とあいさつ。
 続いて国土交通省住宅局局長の和泉洋人氏は、「住宅の超寿命化には、よい建物を立てて、適切にメンテナンスし、必要であれば修繕していくことが重要。そういった意味でも皆様の役割は大きい。よろしくお願いします」と述べた。

 当日は大勢の来賓や会員団体が集まり、盛会となった。

 


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