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「みなとみらいセンタービル」がCASBEE横浜最高位「Sランク」を取得/オリックス不動産

「みなとみらいセンタービル」完成予想図

 オリックス不動産(株)は6月30日、大和ハウス工業(株)、(株)ケン・コーポレーションと共同で推進している「みなとみらいセンタービル」(横浜市西区)が、CASBEE横浜認証制度で最高位の評価「Sランク」の認証を取得すると発表した。

 「みなとみらいセンタービル」は、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅に直結。敷地面積1万131.57平方メートル、延床面積9万5,220.30平方メートル、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、地下2階地上21階塔屋1階建てのオフィス・店舗複合施設。

 環境性能では、(1)地球温暖化対策として、建物内に自然光を取り入れ照明電力の削減を図っていること、およびエネルギーを効率的に供給する地域冷暖房を導入していること、(2)ヒートアイランド対策として、屋上や敷地内を緑化、植物への散水には雨水を利用していること、(3)長寿命化対策として、免震および制震を組み合わせた構造システムを導入し、建物の耐久性を向上していること、(4)まち並み・景観への配慮として、800坪の広場を設け開放された憩いの空間を提供していること、の4つの点が評価された。

 なお、同ビルの竣工は2010年5月の予定。


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