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札幌の共同住宅取得を中止/UUR

 ユナイテッド・アーバン投資法人(UUR)は29日、信託受益権取得契約を締結していた共同住宅「UURコート札幌篠路弐番館」(札幌市北区)の取得中止を決定した。

 同物件は、JR「篠路」駅西口再開発事業により建設され、札幌市が所有者から借り上げ市営住宅として運営予定であったことから、キャッシュフローの安定性が期待できるとして取得を決定していた。

 しかし、同物件の設計・施工者である(株)宮川建設が民事再生手続きを申し立て、取得予定日の変更等の協議が整わなかったことから、取得を見送ったもの。なお、取得中止に関しては、不動産信託受益権譲渡契約における定めにつき、違約金は発生しない。


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