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マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク座間I」を竣工/プロロジス

「プロロジスパーク座間I」(左側には「プロロジスパーク座間II」を開発計画中)

 プロロジスは8日、「プロロジスパーク座間I」(神奈川県座間市)の竣工に伴い、竣工披露式典を執り行なった。

 「プロロジスパーク座間I」は、敷地面積5万9,475平方メートル、延床面積13万9,222平方メートル、PC造一部鉄骨造地上5階建てのマルチテナント型(複数企業向け)物流施設。国道246号線から約2km、東名高速「横浜町田IC」および国道16号線より約5km、東名高速「厚木IC」から約9.8kmの場所に位置する。

 同社が特許取得している免震構造(杭頭免震)を導入し、地震発生時にも荷崩れや保管物の破損を防ぐとともに、施設内で働く従業員の安全を確保。施設内には、大型ランプウェイを2基(上り専用、下り専用)、合計約190台分のトラックバース、地上・屋上合わせて約370台分の乗用車駐車場を設置した。
 また、屋根部分の約半分(1万2,000平方メートル)の範囲に、発電出力1メガワットの太陽光発電システムを導入、稼働を開始している。同システムは、年間で一般家庭約280世帯分の年間消費電力に相当する、約100万kWhの発電を見込む大規模なもの。日本の一般企業が設置する太陽光発電装置として、同一の建物では最大級、物流施設では国内最大の規模となる。


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